「碧/ao」シリーズで魅力を発信
ホソメコンブは北海道の日本海沿岸に適した種で、奥尻島のホソメコンブは奈良時代には朝廷への献上昆布とされていました。細く短い見た目から利用が減少し流通量は落ち込んでいますが、ホソメコンブに含まれるネバネバ成分が健康に良いことや、濃厚な味がとれるという特徴が着目され、地元自治体や国などで構成される「奥尻地区海藻生産・活用調査検討協議会」により、「幻の献上昆布」としてブランド化の取組みが為されています。私たちが開発している製品は奥尻ブルーと称される美しい青色、森と海が響き合うこの島の豊かな環境を象徴するものです。この澄み切った偉大なる自然を感応できる商品でありたいという願いを込め。「碧/ao」という名を冠しました。
森の営みが海の恵みをつくる。
奥尻島は北海道南西部の日本海上に位置する離島ですが、その歴史は古く縄文時代から人が住んでいました。奥尻島は四方を海に囲まれ、そのほとんどは山林で山林の60%をブナ林が占めています。ブナ林は保水力が高いため奥尻島は水が豊富で涸れることがなく北海道内では唯一稲作を営むことが出来る離島です。奥尻町ではウニの餌としての水産資源保護および海の生態系維持の観点から天然ホソメコンブの採取を禁止し資源保護に取り組むとともに、ホソメコンブの養殖による地域漁業振興に取り組んでいます。私たちの「碧」はすべて奥尻島で養殖されたホソメコンブを原料としています。
ネバネバ成分が美と健康の秘密です
■ネバネバ成分
ホソメコンブには”粘性多糖類”というネバネバ成分が多く含まれており、海藻に特有なアルギン酸やフコイダン、そしてラミナランと呼ばれる成分が含まれています。アルギン酸は湿性絆創膏でも使用される安全で保湿力に優れた特徴があります。
■優れた保湿力
海藻のもつ自然の保湿成分は多くの化粧品に利用されています。私たちの「碧」は奥尻島で採れるホソメコンブの天然保湿成分に着目し、生産者より直接分けて頂いた素材から質の高い部分を厳選し、時間をかけて製造しています。また、自然の良さを最大限に活かすためホソメコンブ以外の原料も植物由来に拘り、通常は製品を長持ちされるために使用する防腐剤も加えない製品に仕上げました。また、持続可能な循環社会の形成に向け、製造時に出たホソメコンブの残渣を容器の原料として再利用することでプラスチックの使用量を低減する取り組みを進めています。豊かな自然に抱かれた奥尻島の恵みをお届けします。
ホソメ昆布を使用した
「碧/ao」シリーズ
化粧水
保湿力に優れたホソメコンブエキスをシンプルに。自然の良さを最大限活かすため防腐剤を使用せず、ホソメコンブ以外の原料も植物由来にこだわりました。
石 鹸
奥尻島のホソメコンブの粉末を100%オリーブ油をベースとした石鹸にたっぷり加えました。ホソメコンブの保湿成分とオリーブ油の成分が石鹸独特のつっぱり感を抑えマイルドな洗い心地です。アロマセラピスト監修による香りでリラックス効果もあります。
ホソメ昆布 細切り
奥尻島のホソメコンブのネバネバ成分と濃厚なダシを手軽に楽しめるよう、細切りに仕上げました。汁物などに一つまみふりかけて使用してください。調味液は使用していませんが、天然の塩味がありますので、調味料としても使用できます。